あなたもキーワードを打ち込んでPCの画面っと睨めっこしながらこんな事考えていませんか?
「このキーワードってどんなコンテンツ書いたら上位表示されるんだろ?」って。
はい、僕もしょっちゅう睨めっこしているわけですが、睨めっこして何をしているかって言うともちろん検索意図を考えているわけです。
この記事を読み終わる頃には、実際にどのように検索意図を読みとってSEOで上位表示できるコンテンツを作っていくのか理解できる筈です。下の方では実際に上位表示しているアフィリエイトサイトのキーワードを例に検索意図を読み解いていきます。
「検索意図の理解➡︎コンテンツの骨組みを作るサイト設計」だと思っています。
サイト設計の作り方はこのページを参考にしてください。
検索意図って人それぞれ認識が違うと思いますが、僕の中での検索意図は、訪問者の頭の中にあるモヤモヤを解決してあげて、新しい道を提示してあげる事だと思っています。
一般的に、検索意図をネットで調べると「ユーザーが求めている情報を答える」と出てくると思います。
うぅ~ん、分かるようで分からないって人も多いかと思います。確かに検索意図ってこのユーザーが求めている情報を答えることなのですが、これって人によっても認識の差があるものかと思います。
で、SEOのために検索意図って何なのかを今から具体的に話していきたいと思います。
目次の表示
「検索意図」=「SEOのための検索意図」ではないという考え
僕が思うに、この記事を読んでくれるあなたは検索意図というより「SEOで上位表示するための検索意図」を知りたいのではないかと思います。
僕が公開しているサイトを例にすると、「光目覚まし時計」「つぶより野菜 体験」などで上位表示しているものがあるのですが、これをどのように検索意図を理解して上位表示させているのかについて説明していきたいと思います。
検索意図をリアルな世界で例えると“オモテナシ”の感覚に近い
検索意図を分かりやすくリアルな例で話していきます。
例えば、あなたが京都の旅館に泊まりにいきました。朝と昼に仕事の打ち合わせで結構体も疲れている状態です。
そんな中、浴衣に着替えてから夜ご飯を食べに部屋を出ました。
人によってそれぞれですが、頭のどこかでには「この後、布団を敷かないとな~」「まだ18時半だし、夜にお腹が空きそうだな~」とか頭をよぎっているわけです。(無意識の領域にあるけど気づいていない人もいるはずです。)
で、そんな状態で夕食を終えて部屋に戻ったら・・・
予想外にも・・・
・最高級の布団が敷いてある
・夜食用のおにぎりが用意されている
・和菓子とお茶が置いてある
といったサービスがされていたら感動しませんか?
布団は寝心地を考えてふかふかの高級布団。夜お腹が空く事を想定して用意して頂いたおにぎりを。さらには和菓子とお茶も添えてあるなんて・・・これって前もってこの旅館では色んなサービスをしてくれると聞いていても嬉しいものですよね?
まさしく、これっておもてなしの心なんです。このオモテナシをしてあげる間買うってネット上で上位表示させるための検索意図に近い感覚です。
オモテナシは相手の事を先読みして、「相手に何か出来ないのか?」「相手に価値を与えられないのか?」と考える事であり、検索してふらっと自分のサイトに来た訪問者の思考を先読みし、そこに提供できる新しい価値(道)を予め添えておくというような感覚です。
イメージでいうと、相手が意識化できていないようなモヤモヤをスッキリしてあげる、そんなイメージです。
これはネットでも同じで、あるキーワードに対してどうやってオモテナシができるのかを真剣に考えると、SEOで上位表示できる確率が高くなるわけです。
(もちろん他にSEOやデザインなど様々な要素がミックスはされますが、でもこの検索意図を読み解く力は土台としてとても重要です。)
検索意図が理解できるとサイトタイトルも変わる?
この検索意図がちゃんと理解できると、コンテンツはもちろん、サイトのタイトルにも影響されてクリック率も変わってきます。
たとえば想像して欲しいのですが、あなたが新宿で友人とお酒を飲んでいて終電を逃してしまい、「じゃあ朝まで飲むか~!俺、良い居酒屋ないか探してみるわ」と言ってスマホで
「新宿 居酒屋 深夜営業」
と検索した時に、どんなタイトルの記事があるとクリックしたくなりますか?
おそらく検索意図を何も考えずにいると思いつくタイトルは、
タイトル❶「新宿で深夜営業している居酒屋20選!」
のようなものになると思います。
でも、検索意図がしっかり分かっていたら、ちゃんと相手の背景を考えてタイトルを考えることが出来るはずです。
その記事を読む人のことをイメージし、「深夜営業のお店を探しているということは、もしかすると終電を逃したのかな?」と想像できれば、深夜営業をしているかどうかよりも始発まで開いているかどうかが重要だということに気付くと思います。
となると、
タイトル❷「始発まで営業している居酒屋20選!終電逃したあなたに!」
というタイトルにした方が、これを見た瞬間に「あ!コレ!この記事が自分に必要!」ってなりますよね。
実際に検索してみたら、上位にある大型メディアが<始発まで営業>って書いていました。ついつい電車逃した状態ならクリックしたくなりますね。
まさしく潜在意識にあるモヤモヤがスッキリに!っていう状態です。
もっと小さな地域のキーワードでライバルがいなくて上位表示出来るのであれば、おもてなしを考えてコスパ良いホテルの紹介とかに繋げてあげて相手側からしたら嬉しいですよね。
【ここから具体的なテクニック!】基本的なSEOの検索意図の理解の手順
❶ ➡︎ キーワードリサーチで背景を考える(モヤモヤ考える)
❷ ➡︎ ライバルチェック(Googleでの検索意図の主軸を使う)
❸ ➡︎ ❶と❷を合体させたコンテンツ
が基本手順です。
ここではキーワードの難易度別に3段階に分けて解説してきたいと思います。
初級➡︎「つぶより野菜 体験」
中級➡︎「朝 二度寝 主婦」
上級➡︎「子供 朝起きれない」
【初級編】「つぶより野菜 体験」の検索意図を考えてみる
で、今回は、「つぶより野菜 体験」というキーワードで検索した場合
❶ キーワードでのリサーチして背景を考える(モヤモヤ考える)
基本的に商品名(アイテム名)+〇〇は検索意図が考えやすいです。
このキーワードで売ってくる人ってだいたい分かりますよね?「つぶより野菜 体験」は、もうど直球です。
このような「商品名(アイテム名)+〇〇」のようなキーワードは❶の段階での深堀が必要ありません
アフィリやブログ初心者には、商標サイトが向いている理由として検索意図が読み取りやすいから上位表示最初の段階でしやすいのが理由の1つです。
PS 検索意図を広めるちょっとしたテクニック
「つぶより野菜 効果」(商標+効果)などの場合もサジェスト出てこないので、その場合は少しキーワードの範囲を広くするのがポイントです。
つぶより野菜➡︎野菜ジュース
「野菜ジュース 効果」と大体悩みは、同じわけです。
・野菜ジュース 効果ない
・野菜ジュース おすすめ
・野菜ジュース 高血圧
とかですね。
結構このサジェスト見ると野菜ジュースの効果を疑ったりしている人や高血圧を野菜ジュースで下げたい人などがいることが分かります。
また、大切なのは大多数の意見を主軸にする事なので知恵袋などでも見て行ってどんな悩みが多いのかを見て行きます。
圧倒的に野菜ジュースの効果を疑っている声が多いので、もし「つぶより野菜 効果」のキーワードの場合つぶより野菜の効果を含めた野菜ジュースの効果が本当にあるのか?っていうことを❶の段階で知りたいという事がわかります
❷ライバルチェック(Googleでの検索意図の主軸を使う)
❶が終われば次にやるのは、ライバルチェックです。ここで重要なのがタイトルやサイトの表面的な内容だけで判断しないことです。
大切なのは、ライバルのサイトが返している「コンテンツ内容」を見ることです。
旅館で例えるなら旅館名や種類だけでは、表面的な事しか分からないので
どんなオモテナシのサービスを実施しているのか考えるようなものです。
僕の場合はスプレットシートなどに書き込んでいきます。
そうすると可視化される事によってGoogleがどんな答えを求めているのかが分かるからです。
例、「つぶより野菜 体験(イメージです)」
サイト | コンテンツ内容 |
1位 | 公式サイト |
2位 | 悪い口コミ・良い口コミ レビュー比較 |
3位 | 飲み比べ情報 |
4位 | レビュー情報 |
5位 | レビュー情報 |
6位 | 便秘についての体験 |
7位 | 文字だけの商品説明 |
8位 | Amazon |
9位 | 安全性について |
10位 | 文字だけの体験 |
このうように1〜10位までちゃんと可視化すると大多数の意見が見えてきます。この場合だとレビューを主体にして、後は❶から読み解く検索意図も解決してあげるイメージです。
ただ、記事が長くなりすぎると、訪問者も読む気が失せるので長くなったら個別記事に誘導してあげると良いです。
❸ は❶と❷の組み合わせです。
「つぶより野菜 体験」の場合は❶がないので、❷が検索意図の主軸になるので
それに加えて綿菓子マーケティングの章でお話ししたようにコンテンツを巻きつけていくようなイメージです。
「商標+〇〇」検索意図やっぱり初心者には取り組みやすいので、商標サイトの作り方の章と合わせてよむとより理解深まりやすいです。
【中級編】「朝+二度寝+主婦」の場合の検索意図
初級より少し難しくなってきましたので、また順番に❶❷❸の順番で見て行きます。実際に次に光目覚まし時計の記事を拡張していくならという事で仮定して考えた場合。
おそらく、光目覚ましの購入する潜在層に朝に弱い主婦もいるのでそういう主婦が検索しそうなキーワードで「朝 二度寝 主婦」を例に考えていきます。
❶ キーワードリサーチで背景を考える(モヤモヤ考える)
まずはサジェストを見て見ると、サジェストを調べても出てこないので。
こんな場合は少しキーワードの幅を広げて参考になりそうな検索意図を理解する
「朝 二度寝 主婦」
で検索しても出てこないのでキーワードの範囲を少し広げます。
「朝 二度寝 主婦」➡︎「二度寝 主婦」
下の関連キーワードを見ればどのような悩みがあるのか表面的な悩みが分かります。
・家族を送り出した後の二度寝に悩む
・子供なしなのに二度寝してしまう罪悪感
・メリットとデメリットをしりたい
・主婦の平均睡眠時間と自分が寝不足になってないか知りたい
みたいな感じですね。
あとは同じように知恵袋とかで大多数の意見を調べていきます
知恵袋を読んでみると、二度寝で悩むというより他の専業主婦が
どんなスケジュールで1日を過ごしているのか知りたいという答えが大多数です。女性らしい答えですね。
一見、このリサーチをしなかったら
「二度寝 主婦」の検索意図を➡︎二度寝の解決法としてしまいますが、しっかりと調べれば
「二度寝 主婦」の検索意図➡︎他の主婦の日常スケジュールも知りたい・自分が一般的なのかを知りたい
という検索意図がある事が分かります。
❷ライバルチェック(Googleでの検索意図の主軸を使う)
あとは上位表示している1~10位のサイトがどんな答えを書いているのかGoogleスプレットにまとめて記事の大多数の主軸意見を考えます。
どんな答えをGoogleが求めている主軸なのか?(ここは同じなので割愛します。)
❸ は❶と❷の組み合わせていく
❶で二度寝する主婦がどんな事を答えが欲しいのかがわかりました。
・家族を送り出した後の二度寝に悩む
・子供なしなのに二度寝してしまう罪悪感
・メリットとデメリットをしりたい
・主婦の平均睡眠時間と自分が寝不足になってないか知りたい
ですね。
❷でライバルを見ていくと
基本的に大多数が、二度寝の改善方法を乗せていたので
二度寝の改善方法を乗せつつ(主軸)
にしながら他の主婦がどのようなタイムスケジュールで生活しているのかを書いてあげると「朝 二度寝 主婦」の検索意図がしっかり先読みしてオモテナシできているのかが分かるかと思います。
だんだん感覚掴めてきましたか?
【上級】「子供 朝起きない」というキーワードの場合は?
❶ キーワードリサーチで背景を考える(モヤモヤ考える)
サジェストを見てみると、
・子供 朝起きない 病気
・子供 朝起きない 原因
病気って書いているくらいなので本気で心配している親の背景が見えますね。
で、下の関連キーワードを見て見ると
・子供 朝起きない 病院
・子供 朝起きない 起こし方
キーワードで見ると対策と本気で悩んでいる事がわかります。
さらに深く知恵袋で見て見ると
・子供を朝起きる方法を知りたい
・中学生の子供が中学生になっても起きない
・小学生の子供のしつけについて
・2歳の子供が朝起きない
っと結構知恵袋を見ると、子供といっても一括りにすると2歳から中学生も含めて子供なのでかなりのボリュームコンテンツになるのでこの場合はペルソナに分けて記事を書くか、少しキーワードを狭めると良いです。
僕の場合は「子供 朝起きれない」から「子供 朝起きれない 対策」にしてキーワードの幅を狭めて検索意図をあえて読み取りやすくしています。
現在まだリライトが必要ですが初期記事だけで7〜8位まできています。
結果的に3語で上位表示されれば記事にさらにコンテンツをつめれば2語で上位表示したりします。
「光目覚まし時計 ランキング」というキーワードも同じで上位にきてさらにリライトでコンテンツを詰めていけば「光目覚まし時計」で上位表示するようになりました。
結局は、頭寒足熱の例でお話したように3語→2語→1語のリライトの繰り返し。とっても地道なのがアフィリエイトです。
検索意図を一発で読み取るのってなかなか難しいわけなので修正して合わせていくっていう意識でやりましょう。
タイトル変えたり、コンテンツを見やすくしたりっていう感じです。大切なのは、まずは世に出すっていう事が大切なので。
❷では実際にGoogleが返している検索意図の答えを掘り下ていく
同じように「子供 朝起きれない 対策」というキーワードも実際に調べてサイトの返しているコンテンツまで見て行きます。ここも割愛します。
見た感じだと、対策の綺麗なまとめが多い感じです。子供が朝起きれる具体的対策にさらに実体験などを入れていくとオリジナリティーが生まれるイメージです。
❸ ❶と❷を組み合わせていく
あとは、同じように❶❷を組み合わせていきます。
❷の事から主体は対策のまとめ、それに加えて「しつけ」についてや「具体的な方法」について知りたい検索意図もあったので❷を主軸にしつつ色付けしていくイメージです。
SEO上位表示させるための検索意図の理解“まとめ”
基本的に感覚は、検索する人のモヤモヤを先回りしてオモテナシしてあげるイメージです。このオモテナシの気持ちがないとただの情報をまとめてだけや自分よがりのサイトになってしまいまうので検索する人にオモテナシをする気持ちで寄り添うと良い記事が書けます。
その具体的なテクニックとして下の3つのテクニックを使ってもらえればと思います。
❶ ➡︎ キーワードリサーチで背景を考える(モヤモヤ考える)
❷ ➡︎ ライバルチェック(Googleでの検索意図の主軸を使う)
❸ ➡︎ ❶と❷を合体させたコンテンツ
はじめまして!
とても濃い内容のコンテンツをありがとうございます。
質問があります。
あるジャンルでアフィリエイトを始めようと思い、こちらのコンテンツでいうところの上級キーワードを思いついたのですが、キーワード検索し、1ページ目を見るとアフィリブログ・サイトが1つもありませんでした。
あったのはその悩みを解決するための方法論が多いです。
何かを売ろうとしているサイトはほぼありませんでした。
この場合は、このキーワードでのライバルはいないという認識で良いのでしょうか?
ゆみさん
メッセージありがとうございます!
結論としてキーワードによりけりだと思いますよ!
健康系のキーワードであればアウトの可能性も高いですし、逆に全く健康ジャンルでない場合であればそれは
ライバルのいない良いキーワードの可能性もあると思いますよ^^
早々に返信をいただき、ありがとうございました(^^)
健康系ではない、日常生活の中の悩みに関するキーワードでした。
読者の方が悩みを解決でき、ストレスフリーになれるようなサイトをつくれたらな、と思います♪
アドバイス、ありがとうございました!